大人バレエの発表会と一口に言っても、いろんなタイプがありますよね。
私が出た発表会や見に行ったもの、ブログで読んだものも合わせると、けっこう差がありました。
どれに出たいかは人それぞれですが、けっこういろいろあるよ!ということで、まとめてみたいと思います。
複数で踊る
複数で踊る!
大人バレエでは、これがけっこう多いんじゃないでしょうか。
小品集で6人ぐらいで踊ったり、幕物のコールド(群舞)です。
くるみ割り人形の「花のワルツ」なんかが定番ですね!
初めてのバレエの発表会は、複数で踊ることが多いです。
バレエシューズの方もそうですね。
<複数で踊る ここがイイ!>
初めての発表会の小品集だったら、一緒に踊る人がいる安心感!
これは、とっても大きいです。
振り付けは自分で覚えなければなりませんが、本番の舞台に一人で立つのと、仲間がいるのとでは気持ちの楽さが違います。
自分が失敗したら他の人に迷惑かけちゃう~っていうプレッシャーもあるにはありますけど、仲間がいた方がやっぱり安心です。
幕物のコールドの場合は、作品をみんなで作り上げる達成感がありますね。
一人では経験できないことです。
逆にここはちょっと……(よくない?)なところは、
幕物のコールドは人数が20人ぐらいになることもあって、大人数でそろえるのはかーなーり大変!
練習回数も多いです。
あとは、小品集もコールドもですが、演目は先生が決めるので自分の希望は言えません。
私は、コッペリアの時の踊りに憧れているんですが、まだ踊れていませんー。
たまたま(?)その演目に当たらないかぎり踊れないのが、もどかしいところですね。
ざっくり言って貴族の役
続きましては、ざっくり言って貴族の役です。
例えば、くるみ割り人形・白鳥の湖・眠れる森の美女 とかに出てくるお客さんの役のことをざっくりまとめました。ざっくりですみません!
子供の生徒メインのバレエ教室で多いパターンです。
幕物をする時に、大人バレエの生徒はざっくり言って貴族・お客さんの役になります。
私のバレエ仲間が前に通っていたバレエ教室は、このパターンだったそうです。
大人バレエの生徒は、歩いたり・手振り(マイム)をしたりが基本。
でも練習はきっちり半年近くあって、途中から発表会の練習に飽きちゃったわー、と言ってました。
バリバリに踊れる中学生・高校生がたくさんいて、大人バレエの生徒が少ない所だとこういう感じなのかもしれませんね。
幕物に参加できるという点はいいですが、私だったらやっぱり踊りたいなぁと思います。
これも人それぞれの好みなんですけど、踊りたい大人には子供の生徒メインのバレエ教室は向かないですね。
ヴァリエーション
バレエを習って何年かたってトウシューズを履いたら、ヴァリエーションを踊ってみたいなーと思いますよね。
だんだん知っているヴァリエーションが増えてきて、あの踊りに憧れる!っていうのが出てくるんじゃないでしょうか?
大人バレエに力を入れているバレエ教室の発表会では、ヴァリエーションが踊れることが多いです。
(ある程度のバレエ年数は必要だと思いますが)
私が見に行った発表会も、ヴァリエーションがメインの所がけっこうありました!
演目は先生が決めると思いますが、自分が踊りたいものを言ってみるのもアリかもしれませんよ。
難しすぎて却下~ということもありますが、希望が通ることも!
コツは、希望のヴァリエーションを何個か言ってみることです。
あれがダメでもこれならOKかも?
私は、この みんながいろんなヴァリエーションを踊るタイプの発表会が好きです。
華やかだし、みんな楽しそうだと思うんですよね。
なので、日頃から何が踊りたいかなーなんて考えて楽しんでいますよ♪
下の記事はそんな妄想(え?)から生まれた記事です。
これが踊りたいの~
https://l-balletblog.com/variation/

パ・ド・ドゥ
そして最後はパ・ド・ドゥです!
男性と組んで踊る踊りですね。
(ある程度のバレエ年数が必要です)
これは、なかなか踊る機会がないと思います。
そもそも男性ダンサーが少ないですからねー。
大人バレエメインの教室で、男性の先生がいるか、男性ゲストを呼んでくれるか じゃないと、難しいです。
パ・ド・ドゥが踊れるバレエ教室もありますが、踊れる人数は少ないと思います。
男性ダンサーが少ないですからねー、ってやっぱりそこに戻っちゃう。
発表会ではないですけど、大手のバレエスタジオでやってる「パ・ド・ドゥ講座」に行ってみるっていう手もあります。
男性の先生と女性の生徒(10人ぐらい)がいて、アラベスクをサポートしてもらったりパ・ド・ドゥ体験ができます!
私もこういう講座に行ったことがありますが、かなりよかったですよ。
気軽にお姫様体験ができます♪
まとめ
複数で踊る
ざっくり言って貴族の役
ヴァリエーション
パ・ド・ドゥ
大きく四つにわけてみましたが、同じ大人バレエの発表会といっても違いがありますね。
ヴァリエーションが踊りたい人もいれば、一人で踊るのはいやな人もいます。
そんなふうに好みはいろいろですが、大事なのは自分が出たいと思う発表会を選ぶことです。
大人バレエは時間をむだにできませんし、ホールでやる発表会は どんな役でもそれなりにお金がかかりますしね。
通える範囲にバレエ教室が何軒かあれば、発表会を見比べてみることをおすすめします。
バレエマンガ 絢爛たるグランドセーヌ16巻
9/17発売予定! 楽しみ~

おすすめバレエマンガを紹介した記事です。絢爛たるグランドセーヌもあります!