バレエって、難しいですよねー。
私は大人バレエ9年目ぐらいなんですが、上達具合を考えると・・・どうなんだろう?
バレエを再開したての頃より、自分なりに上達したと思うけど
少しずつ 少~しずつ
とってもスローな感じの上達具合です。
大人バレエは、老化との戦いもあるわけで
時々、私って この先上達できるのかなー(自分なりに)なんて思ってしまうこともあります。
ですが、
同じバレエスタジオの中学生Aちゃんのレッスン態度を見て、目が覚めました!
(私が受けるクラスの前がジュニアクラスで、レッスン風景をながめて待っているんです)
できないだろうっていう思い込みはナシでいこう、私にそう気付かせてくれたAちゃんのことを今日は書きたいと思います。
バレエが上手くなる子の練習方法
Aちゃんは中1の女子で、中学受験で1年ほどバレエを休んでいました。
で、受験が終わって復帰したわけですが
ブランクがある分、他の子よりできない感じでした・・・
子供の1年って大きいですしね。
中学生の中で上手な子はダブルやトリプルをきめる中、Aちゃんはシングルも厳しい状態(転ぶ心配も)
回転の腕の形が不安定で、タイミングもあっていません。
私も回転が苦手なので、回転って難しいよねーと思って見ていました。
回転が得意な人ってスルスルッと回れるのに、苦手な人にとっては高い壁!
回転運動神経的なやつが備わってないとダメなの?
しか~し、
数ヶ月後、Aちゃんはダブルができるようになったんです!!
成功率は50%ぐらいだけど、目に見えて上手くなりました。
私が感心したAちゃんのレッスン態度をまとめます!
大人バレエにも活かせる練習方法ですよー。
「Aちゃん、ピルエットのひじが下がってるから、もっとこうだよ」
先生がそう言ってお手本を見せてくれたら、Aちゃんはさっとやってみます。
他の子だと、もじもじしてワンテンポ遅れてやることもあるけど、Aちゃんはさっと動く。
中学生ぐらいだと、
できないのが恥ずかしいとか、みんなの前で1人でやるのがイヤとかあると思います。
でも、さっと動くのが
です。まずは、やるぞという気持ちがないとできるようにはなりませんよね。
レッスンの終わりに10分ぐらい自習の時間があるんですが、Aちゃんはピルエットのひじが下がらないように気を付けて黙々と回ります。
他の子たちが、ちょいちょい休憩モードになっちゃっても黙々と練習!
上手くできなくても、やってみようとします。
そんなAちゃんのがんばりに、先生が「腕を丸くするタイミングが遅いよ!」と、さらに教えてくれることも。
Aちゃんのピルエットは、練習し始めの頃は 見ていて転びそうかも~って心配になることもありました。
でも、怖がらずに何度もチャレンジ!
私はダブルに怖さがあって、転んだらイヤだな・・・なんて、つい思ってしまいます。
苦手意識を持ったままでは、回れる気がしませんね(反省)
やっぱり、できるようになるには回数を多くやってみるのが大切だと思います。
こうして、地道に練習を重ねて数ヶ月・・・
ピルエットの腕の形がよくなってきて
回転で顔がつくようになり
転ばなさそうになって
シングルが安定
おっかなびっくじゃなくて、スパッとダブルに挑戦
ダブルが回れた!!
やったね
先生の注意を素直に聞いて、少しずつでも正しい形に近付けていったら できるようになるんですね!
大人バレエに活かせそうなポイント
まず、Aちゃんを見ていて今回わかったのが
回転が苦手な人でも克服できる!
これって、希望の光だわ~。
子供の頃から回転が得意な人じゃないとムリなんじゃない!?という気持ちがどこかにありましたが、そんなことないですね!
練習次第で克服できます。
あとは、私が感心したAちゃんのレッスン姿勢。
周りの人が自分より上手だとしても、人目を気にせずやってみる
先生が見ていても、見ていなくても黙々と練習する
バレエ熱が高まると、先生からいろいろ注意してほしいと思うようになって、あまり注意されないと「先生、あまり私のこと見てくれてないのかな・・・」ってちょっと寂しくなることもありますよね。
でも、そういう気持ちには囚われない方がいいなと思いました。
見ていないようで、たぶん先生はみんなを見ていますしね。
自分のバレエに集中した方がいい!
なんとなーく見ていたジュニアクラスでしたが、大きな学びがありました!
私も回転がんばろう。
そして、影ながらAちゃんを応援しよう♪
こういう子が伸びるんだと思います。

