
新品のトウシューズを買ったら、まずやることはゴムの縫い付けです。
ゴムを縫い付けないと、かかとが脱げてしまうことがあります。
ゴムがあった方が安心!
初心者の方は、ゴムの位置や縫い方に迷いますよね。
でも大丈夫!
手縫いで簡単にできますよ。
この記事では、基本的なゴムの位置と縫い方を写真付きで解説します。
トウシューズの引きひもがはみ出ないように縫う方法も合わせて紹介します。

気になる項目だけ読みたい方は、目次から選んで飛べます↓
トウシューズにゴムを付ける位置と縫い方

トウシューズにゴムを付ける基本的な方法を紹介します。
お裁縫が苦手な方でもOK!
30分くらいでできます。
簡単なやり方ですが、しっかり縫い付けられて丈夫ですよ。
用意する物
- トウシューズ用ゴム
- 針
- 太めの手縫い糸
- はさみ
トウシューズ用のゴムは、チャコットのクリアゴムがおすすめ!
メッシュになっていてタイツの上から目立ちにくいです。
トウシューズゴムの裏表はどっち?
チャコットのクリアゴムは凹凸がある面と平らな面があります。
答えは、どっちの面がタイツ側でもOKです。
2つの違いは
<凹凸がある面をタイツ側>
タイツとの引っかかりがあって、ゴムがずれにくい
<平らな面をタイツ側>
タイツとの引っかかりが少なく、足首にやさしい
私のバレエの先生は凹凸がある面をタイツ側と言っていたので、私もそうしています。
チャコットのお店でゴムを縫ってくれるサービスを利用した時は「どっちの面をタイツ側にしますか?」と店員さんに聞かれました。
凹凸と平らと、どっちをタイツ側にするかは人それぞれということですね。
好みで選んで大丈夫だと思います!
私はどっちの面も試しましたが、大差ないです。
トウシューズにゴムを付ける手順

チャコットのクリアゴム(1袋50㎝)を使って説明します
1.ゴムを半分の長さに切る
2.まずは片側を縫う
ゴムを縫い付ける位置は、かかとの縫い目の横

ゴムはトウシューズの外側に縫います。
引きひもが通っている部分より下を縫ってください。
※引きひもを縫うとひもが引けなくなるので注意

縫い方は、本返し縫いが強度があります。
より丈夫にするなら糸は2本取りで。
ゴムの両端は、取れてこないように2度縫いします。
本返し縫いのやり方は、こちらの動画がわかりやすいです↓
nunocoto YouTubeより
3.ゴムの長さを足首に合わせて決める
片側を縫い付けた後にトウシューズに足を入れて、ゴムの端を少し引っぱりながら足首にそわせて長さを決めます。
ゆとりがあると踵が脱げやすくなり、きつすぎると足首が圧迫されるので、ちょうど良い長さに調節しましょう

ゴムの長さが決まったら、足を抜いてまち針でとめます。

4.反対側を縫い付ける
・ゴムとゴムの間隔は2㎝くらい開ける
・縫い終わったら、両端の余ったゴムをはさみで切る
ゴムはギリギリで切らないで少し長めに残して、1度レッスンで履き心地を試してから短めに切ります。

ゴム付けはこれで完成です!
もう一手間!
トウシューズのリボンの先をライターでさっとあぶって軽く溶かすと、ほつれませんよ。
火の取り扱いには注意してください

トウシューズの引きひもの縫い方
トウシューズの引きひもって、中にしまってもすぐに出てきてしまいますよね。
そこで、私は引きひもも縫っています!


引きひもを結んで、トウシューズの内側に入れて縫います。
縫ったら、ひもの先を少しだけ切ります。
短く切りすぎると縫い目から抜けることがあるので、長めに残すのがポイント
もう一手間!
トウシューズをおろした日をシューズの中敷きに書くと、履きつぶれる目安がわかります。
シューズの左右を固定して履く人は、それも書くと便利ですよ!
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